ストレートネックとは

「ストレートネック」という言葉を、最近は耳にする機会が増えてきました。これはその名のとおり、ストレート(真っ直ぐ)な状態のネック(首)を指しています。頭と体を繋いでいる首には、「頸椎」という骨があります。例外を除いて、ほとんどの哺乳類の頸椎は、七つの骨で構成されています。太い木の棒を想像してみてください。木自体は堅いので、当然そのまま折り曲げることはできません。ですが木の棒を七分割ほどに細かく分けて、間に紐を通したとします。すると、木自体の堅さは当然変わっていなくとも、ヘビのように曲げることが可能になると思います。大雑把ですが、頸椎はこのように、曲げることができる仕組みになっています。この細かく分けた木は七種類あり、頸椎に例えると「第一頸椎~第七頸椎」と呼ばれています。ネズミであってもキリンであっても、頸椎が同じ七つの骨で構成されているというので不思議です。

通常、頸椎はゆるやかに湾曲しています。生理湾曲と呼ぶのですが、これがクッションの役割をしているために、首への加重を和らげてくれているのです。冒頭で述べた「ストレートネック」は、この湾曲がなくなっている状態です。真っ直ぐになることで首の重みが直接負荷となって掛かってしまうために、首の痛みは当然ながら、繋がっている筋肉から肩の痛みや腕の痛みを引き起こしてしまいます。酷い時には。指の痺れまで発生してしまうそうです。痛みの他にも、めまいや吐き気、ふらつき、目の痛み、睡眠の浅さ、何となく疲れが取れないなど、様々な自覚症状を伴います。この「ストレートネック」は、最近になって数が増えてきました。

では、一体どのような原因で、どのような症状が出てきてしまうのでしょうか。